クラウドの導入やサーバの移行を行いたい

クラウドの導入やサーバの移行を行いたい

2022年8月28日

オフィスの新規開場や移転に伴い、オフィスに必要なものは机や、棚、書類だけを用意するだけではありません。
オフィスの新規・移転にともなうサーバや、パソコン設定についてご紹介いたします。
オフィスの新規・移転が決まった際はぜひ参考にしてみてください。

サーバをどうするのか

現在の業務環境でサーバを利用していると前提してお話をさせていただきます。
ご利用になっているサーバがオンプレミス(自社で機器一式を用意している)であった場合、自社で購入をしているものなのか、あるいはレンタルをしているものなのかを確認する必要性があります。

インターネット回線の用意

現状の業務で使用している回線について間違いなく準備ができているか。
回線種別や本数を検討して確認しなければなりません。
また、工事が必要になった場合には、事業者に連絡し、工期や見積もり等を行うため確認から工事までに半月以上時間がかかってしまう場合があるため早め早めに確認が必要となります。

パソコンの再設定

旧環境あるいは会社のルールに則ったIPルール等がある場合、旧環境からの設定変更が必要となる場合があります、その場合自社に情報システム部のような専門の部署があれば対応も容易であるかもしれませんが自社内に専門的な人材がいない場合は専門企業に依頼をすることでスムーズな業務開始を目指すことが可能です。

サーバの移行

自社保有サーバー

移転の際には運用上ギリギリまで運用を行わなければならない状態になるかと思います。
しかし、移動の際はシャットダウンを確実に行うため移転に際しては自社ホームページに記載する、取引先にメール等で周知しておくことが重要になります。
また、移行後に再接続を確実に行い、稼働を開始させなければなりません。

移転を機に回線を乗り換える場合は?

オフィス移転を機に、回線の乗り換えを検討している方も多いでしょう。実は、オフィス移転は同時にネット回線を引っ越すチャンスでもあります。 ネット回線を乗り換える場合、まずは現在契約中の回線事業社とプロバイダの両方に解約の申し出をします。最近は両方を兼ねている事業者も多く、その場合は1箇所への連絡で済みます。
事業者から機器をレンタルしている場合は、機器の取り外し後すぐに返却できるよう、返却キットを送ってもらいましょう。返却が遅れないよう、移転連絡は早めに行うことが原則です。それと並行して、新しく契約する回線事業者・プロバイダにも事前に申し込みをしておきます。
なお、回線事業者やプロバイダを乗り換えにともない解約する場合、解約手数料やレンタル機器の返却送料など、諸費用がかかる場合もあるため事前にチェックしましょう。ただし、オフィス移転で回線を乗り換える場合にキャンペーンを行なっている事業者もあり、解約にかかる費用を考慮してもお得に乗り換えられることもあります。お得な事業者を選び、賢く乗り換えしましょう。

ネットワーク回線

移転の際に回線を乗り換える場合は?

オフィス新規・移転の際に回線の乗り換えを検討している方も多いと思います。実は、オフィス移転は同時にネット回線を引っ越すチャンスでもあります。 ネット回線を乗り換える場合、まずは解約の申し出をします。電話番号の引継ぎ等が発生した場合は引き継ぎ番号等を求められる場合がありますので一度現在契約中の通信会社に問い合わせを行いましょう。
機器をレンタルしている場合は、すぐに返却できるよう返却キットを送ってもらいましょう。返却が遅れないよう、移転連絡は早めに行うことが原則です。それと並行して、新しく契約する回線事業者・プロバイダにも事前に申し込みをしておきます。 なお、解約する場合、解約手数料やレンタル機器の返却送料など、諸費用がかかる場合もあるため事前にチェックが必要です。ただし、乗り換えをお考えの場合通信事業者によってはキャンペーンを行っている事業者もありますので一度確認しておくこともお得に乗り換える必要があるかと思います。

新オフィスで行いたいこと

ネットワーク環境の混雑防止やセキュリティ確保のため、ネットワークをセグメントに分割している場合は、新オフィスでも同様の環境を構築する必要があります。情報システム部のような専門の部署がある会社であればオフィス移転にともなってネットワークのセグメント化やゲスト用無線LAN環境の設置を検討している場合も同様にネットワークの環境設計ができますが、自社での対処が困難であれば専門業者に相談する方法が得策であると考えます。

ネットワークのセグメント化とは?

現在、社内ネットワーク(LAN)を1つだけで利用している企業の場合、外部からの攻撃や乗っ取りなどセキュリティリスクに関する不安があるかと思います。また、ネットワークが同一の場合はファイルや情報が流出してしまう場合がありますので、

1つのネットワークを「VLAN(仮想LAN)」で部署などごとの各範囲に「セグメント化(分割)」する手段で、そのような問題をクリアできます。なおネットワークのセグメント化は、1つの回線上に専用ルーターで仮想のスイッチを複数設け、ネットワークの範囲を分割するという手順で行います。

もし自社でネットワークのセグメント化を検討中なら、回線引っ越しの工事と同時に事業者へ作業を依頼することができます。もちろん、必要事項の確認や事業者との相談にも一定の期間が必要ですから、できるだけ早めに準備を開始しましょう。

終わりに

オフィス移転にともなうサーバの移設や関する手順をご紹介しました。

社内の情報システム部が不在または少数の場合などは、これらの対処が社内人員だけでは難しいでしょう。そのような場合は、引っ越し作業からパソコン・ネットワーク等の再設定までをワンストップで行える専門業者に一任するのがスムーズな業務遂行に必要であると考えます。オフィス移転を実現するため、諸々の準備を早めに始めておきましょう。