サーバ構築を考えてるけどそもそもサーバとは?基礎知識を分かりやすく解説します!
2022年10月1日
みなさんはどれくらいサーバの事を知っていますか?
オフィスの移転やデータの管理、メールアドレス発行の時など、さまざまな場面でサーバという言葉をききますよね。
大事なものを保存したり、送受信したりするのに関連していることはなんとなくわかるけど、難しくてよく分からない・・・という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、さまざまな用途でサーバの導入や構築、レンタルなどを検討している方にもまずは知っておいてほしい、サーバの種類や特徴などの基礎知識を解説していきます。
目次
- そもそもサーバとはなに?
- サーバの種類
- 各サーバの種類や特徴
- 最後に
そもそもサーバとはなに?
サーバは英語で「server」と書きますが、「提供する側」という意味を持ち、データを供給するシステムのことをサーバといいます。
例えば調べ物をしたい時や、ネットショッピングをしたい時などは検索を行い、その検索結果に基づいて問題解決や購入をされると思います。
普段の検索は、入力した「キーワードにと一致した情報」をサーバが提供していることにより、インターネット上で情報やサービスが提供できています。
それ以外にも、企業や自治体が管理する膨大なデータを活用するのにもサーバは利用されますし、SNSなどの世界的なサービスでもサーバは利用されています。
上記のようにサーバは企業や私たちの生活の中で、さまざまなサービスに利用されており、利用者にデータを供給する役割を担っているシステムになります。
サーバの種類
サーバーの種類は主に4種類あり使用する目的や用途によって異なります。
①共用サーバ
②専用サーバ
③VPS仮想サーバ
④クラウドサーバ
①共用サーバ
共用サーバはいわゆるレンタルサーバのことを言います。
代表的なレンタルサーバとしてさくらサーバ、エックスサーバ、ロリポップや法人向けレンタルサーバなどがあります。
用意されている1台のサーバをたくさんの人がレンタルすることにより、各利用者の費用負担が抑えられることが特徴です。
ただしサーバ事態に障害やトラブルが起きた場合は、利用している多くの人に影響がでるリスクやレンタルということあり、サーバ事態のカスタマイズなどはできないというデメリットもあります。
②専用サーバ
専用サーバはレンタルサーバの中でも、サーバ1台を1人が丸ごとレンタルすることによって、自由に使う事ができます。
そのため共用サーバとは違い、他の利用者に影響は受けませんし、自由にカスタマイズも可能になります。
主に企業が顧客情報やビジネス情報を管理するために専用サーバが使われることが多いです。
ただし、自由度が高い分構築やその後の運用は自己責任のため、サーバに詳しいエンジニアが必要となります。
③VPS仮想サーバ
VPS仮想サーバは、1台の物理サーバ上に構築された仮想的なサーバのことを言います。
物理サーバを構築すれば、いくつもの仮想サーバを作成することができ、VPS仮想サーバを①共用サーバのようにレンタルすることができます。
では共用サーバとVPS仮想サーバって何が違うの?と疑問に思う方も多いかもしれません。
共用サーバは先述でも伝えた通り、一つのサーバを複数人で利用することにより、導入費用が抑えられるがカスタマイズ性がないことをお伝えしました。
それに比べVPS仮想サーバは利用者一人一人に対して構築がされているので、OSやアプリケーションのカスタマイズがしやすい特徴があります。
④クラウドサーバ
クラウドサーバはその名の通り、インターネットのクラウド上に構築されたサーバのことです。
今までお伝えしてきたサーバとは違い、カスタイマイズ性が高く、メモリやCPUも自由に設定・変更が可能です。
費用については、従量課金制が一般的で利用した分だけ支払うことが多いです。
代表的なクラウドサーバといえばAWS(アマゾンウェブサービス)ではないでしょうか。
大手企業はもちろん最近では、中小企業や個人で利用している人も増えています。
ただし、従量課金になるのでその日のアクセスや使用量によって、コストが変動するため高額になる可能性があります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
サーバの種類について色々解説してきましたが、情報社会の昨今だと、どの業界においても知っておいて損はない知識だと思います。
当社ライブメディアでは、検討段階やお悩みの方でも利用する用途や規模間に合わせてご相談を受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います